Orenburg state university

オレンブルグ国立大学第1回サマースクール

当大学の第1回サマースクールに参加するため、広島大学の学生達がオレンブルグにやって来た。

日本の大学の夏季休暇期間を利用して、今週、広島大学の5人の学生達は、当大学で講義や授業に通う。彼らは、化学、物理学、経営学、地質学、そしてロシア語やロシア文化などを英語または日本語で学ぶ予定だ。

一連の授業が始まる前に、日本の学生達は、エドゥアルド・ヤサコフ国際協力統括局長と対面した。局長は、大学幹部を代表して学生達に挨拶した。

「このサマースクールが、教育面でも文化面でも、あなた方にとって実り多きものになるよう願っています」と局長は言った。

当大学にとって日本からの学生はそんなに珍しくない。日本の大学ともう10年も協力関係にあるからだ。しかしながら、サマースクールのための訪問は今回が初めてである。

対面後、学生達に大学のロゴが入ったTシャツや野球帽が贈られた。彼らは気に入って、すぐにそれらを身に付けた。

初日は文化的なプログラムが組まれていた。リュドミーラ・ドカシェンコ日本情報センター長が大学内を案内した。図書館内にある大学史博物館や資料室や閲覧室を回り、記念に写真を撮ったりした。また大学3号棟のホールにて行われている日本文化の展覧会にも訪れた。日本の学生達は、展示品の中に珍しいこけしを見つけたり、多くの展示品が当大学の学生達の手によるものだと知って驚いたりしていた。

彼らには、さらに、町の観光、卓球大会、ロシア料理のワークショップ、そしてもちろん国際青年フォーラム「ユーラシア」への参加も予定されている。

このサマースクールは、9月12日まで続く予定だ。

オレンブルグ大学報道部